本日の写真諸々/「菊地成孔の粋な夜電波」/「えっ!」結婚の法則/キクチさんの話

日も明け方4時ぐらいに就寝してしまい、(最近なかなか眠れないのは別に不眠症ではなく、27歳にもなって働き盛りなのにも拘らずまったく働いていないので、その体力を持て余しておるだけ)起きたのは午前11時。昼前。ウダウダと過ごしながら、昼過ぎに(恋子のマンションから)自宅へ移動。そして、区役所へ。日曜でも区役所をやってくれるとは、心強い(といっても現在無職なので、全然平日でも行く事はできるのだが)。その後、久々に恋子と伊勢丹へ。恋子の同僚さんへの誕生日プレゼント(かなり素敵なものでしかもその包装も素敵で満足)を購入し、四谷へ散歩移動。まずはその道中で撮影した写真から。


①四谷をブラリ。可愛い伯父さま伯母さま方に遭遇。神輿も出ていた。僕の地元でも神輿が出ていた。友達は祭りが近づくと、神輿の中で鳴らす鐘の練習を公民館でしているんだ、ともの凄く自慢していた。その状況にいるのがとても苦手だった。今日、この伯父さま伯母さまを見て、友達が自慢する理由がわかった。



②スワローチェーンのスワローズ。こんなコスチュームスワローズは初めて見た。



③惜しい。もう少しで特殊漫画家になる。



日はTBSラジオ「菊地成孔の粋な夜電波」放送日。先ほどまで赤坂付近を恋子と闊歩しておった。恋子は菊地さんの大ファンで(放送後の出待ちをしようかということになった。やらなかったが)、交際を始める前までは全く菊地さんのことを知らなかった僕は、交際開始頃に「これ読んでみてよ」と恋子から渡された書「スペインの宇宙食」をちらっと読んで、「嗚呼、かっこつけの人が書いてるんだ」なんてなことを思い、ペラペラとめくっただけで終わってしまったのだ。バカ。その後、渋谷のとある書店で行われたトークイベントに行き、その面白さ饒舌さお客を気にしながら話をする様を見て、菊地さんの魅力に取り憑かれてしまった。その後、もう一度「スペインの宇宙食」を再読熟読再読熟読。移動中には必ず鞄に入れ、電車の中で読みふけり、眠たくなり、眠気と戦いながら、読みふけった。自宅では菊地さんのブログ第三インターネットの日記を読みふった。ハードカバーの「歌舞伎町のミッドナイトフットボール」を持っているにも拘らず、移動中に読む用の文庫版も購入。また眠気と戦いながら熟読。再読。

菊地さんの魅力とはなんぞや。と考えると、直ちに答えが出てくる。それは、びっしりなところ。びっしりなんだ、トークも書き物も。今日の夜電波でも仰っていたが、ブログの改行の少なさが良い。書き殴っている書飛ばしている感じ。魅力的。恋子から菊地さん本を紹介された時「かっこつけの人が書いてるんだ」と思っていただけに、反動がついて、現在かなりファンになっている。素晴らしい人を紹介してくれた恋子にそのお礼として、「闘争のエチカ」をプレゼントした。(新宿の某老舗書店で店員に「闘争のエチカ」はないか?と尋ねたら「きくち・せいこうさんの本ですね?」とパソコンを見ながら応えられてしまい、ゲンナリしてしまったことを思い出した)菊地さんの住んでらっしゃるマンション前まで行ってしまったほどだ。今日のブログも菊地さんの日記を意識して書いてみた。びっしり。

そして、今「夜電波」では番組ロゴを募集しているようだ。デザインをしていた恋子に是非とも応募してほしい。自分が書いたもの/描いたものが大好きな人の手に渡るという素敵さ。まさしくラジオの魅力。(かつて僕も「ナイナイのオールナイトニッポン」にネタ投稿していた。自分の直筆のハガキが岡村さんの手に触れられるという快感を体験)

スペインの宇宙食 (小学館文庫)

スペインの宇宙食 (小学館文庫)

闘争のエチカ(上巻) “L' éthique de la lutte Un” [USB]

闘争のエチカ(上巻) “L' éthique de la lutte Un” [USB]

闘争のエチカ(下巻) “L' éthique de la lutte ” [USB]

闘争のエチカ(下巻) “L' éthique de la lutte ” [USB]



朝方、恋子がインターネットをサーフィンしておった。「えっ!」と言ったので「どしたの?」と尋ねると、「福田萌ちゃん結婚なんだって〜」とのこと。根強く僕はオリエンタルラジオさんを応援していて、後輩の友達が福田萌ちゃんということもあり、(福田萌ちゃんとはあった事もないのですが)「良かったね〜」と思い、そして、僕もリアクションが「えっ!」だった。そこで思い出したのが、ナインティナイン岡村さんの言葉。「結婚報道を見たときに『えっ!』とリアクションしたカップルはなかなか離婚しない。『え〜〜〜〜〜!』とリアクションしたカップルはすぐに離婚する」(以下、「えっ!」の結婚法則)確かにその通りかもしれない。唯一例外と言っていいのが、沢尻エリカ高城剛ぐらいか。そして、高嶋政伸美元の時は「美元?誰?」というリアクションだったので話にならない、という例外もあるが。この「えっ!」の結婚法則の代表例は、栗原美和子村崎太郎がある。



こまでブログを書いていて、現在21時。先ほど菊地成孔さんのこと書いていたら、なんとまぁTwitterで「走る爆弾娘」(菊地直子)出頭(身柄拘束との報道も)のニュース。最近、オウム関連の動画や番組(NHKスペシャル「未解決事件」)などオウム漬けだったので、ブルッと震えてしまった。そんな方々も多いだろうな。「菊地」→「菊地」ときたので、更に「キクチ」の話を。

去年まで働いていた職場でのキクチさん。職場ではあまり色んな話をした事がなかったのだが、(「いい天気ですね」/「キクチさん、痩せました?」ぐらいの会話しかない)2度3度ほど少人数で飲みに行った事があった。その方はかなり美人で、魅力的な女性だったのだが、(勿論美人だったから魅力的だということではなく、仕事への姿勢などを見ていて魅力的だと感じたのだ)その飲み会で「私、実は夢があるんです。花火職人になるのが夢なんです」と言われたときには更に魅力倍!だった。

4、5年ほど前になるだろうか。僕がひょんなことから(大抵人生ひょんなことから物事はスタートするのだが)ある小劇団の芝居に出演する事に鳴った時。共演した女優さんにキクチさんがいた。このキクチさんもかなり美人で、魅力的な女性だったのだが、(勿論美人だったから魅力的だということではなく、芝居への姿勢などを見ていて魅力的だと感じたのだ)芝居の稽古後、ふたりで飲みに行った事があった。心中穏やかではないぐらい「この後、イケナイ関係になったらどうしようか」という動悸息切れ吃けで、そのときの僕は救心が必要な状態になってしまい、麦酒焼酎ワイン日本酒の力に頼り、キクチさんに話し捲っていた。案の定、店を出た途端に吐瀉。「最低。嫌われたな」と思ったのにも拘らず、なんともまぁ僕のマンションに来るというではないか。最低な姿を見ても、それでもマンションに来るという事は、「承諾」ということではないか!と意気揚々と自宅へ向かうも、入室後、キクチさんは爆睡。そう。ただただ眠たかっただけなのだ。そして、僕を男としてみていなかったということが、明らかになった。吐瀉して、酔いが醒めて、まったく眠気のない僕は、「キクチさんの寝顔を見ようと思えば見れるが、見てしまったら男として終わり」という男の崖っぷちに立ち、これまでの人生を振り返っていた。

以上、キクチさんの話。